自動車ソフトエンジニアの今週の気になるニュース【2022/1/23-29】
自動車部品メーカーでソフトウェアエンジニアになって、もうすぐ15年になります。
少しは業界のことが分かってきたと思います。
そんな自分が今週気になったニュースについて、考察していきます。
今週"気になっただけ"で、発表時期が今週かどうかは分かりません!ご容赦ください(笑)
こんなこと考えている奴もいるんだなと、何かのきっかけや、自動車業界を目指す就活中の方、転職活動中の方の参考になれば幸いです。
そもそも世の中の動向をチェックするのは自分の為になりますしね。
ランクル納車までに4年!?
4年というと、車のライフサイクルを考えた場合、改良モデルやマイナーチェンジしてもおかしくない期間ですね(汗)
ランクルというと、「世界中どこでも走って、必ず戻ってこられる車」というイメージが自分にはあります。
プラドにはHVがあるが、ランクルにはHVがないというのも、駆動系の故障リスクを考えてのことなのでしょう。
部品メーカーに勤めていても、利用される車の使命、システムの役割など上位の思想をしっかり把握した上で、自分の担当製品と向き合いたいですね。
ランクルに限らず、半導体不足やコロナの影響で生産体制に影響が出ていて、身近なところでも納期未定と言われた人もいます。
実際には、1年以上と言われたが半年後に納車等、流動的な部分がかなりあるようですね。
いつになるのか見通しを立てることはむずかしいですが、状況が好転したら納期が早まることもあるんでしょうね。
ソニーのEV参入
ソニーが、車の会社を立ち上げるようですね。
以前から「VISON-S」という車の開発、走行テストを行ってきていました。
今回は新たにSUVタイプの車も発表されています。
車のデザイン自体もこれまでの車とは違った先進的な印象をうけますよね。
ソニーと言えば、ウォークマンやプレイステーションなど人々の生活を変えるような製品を出してきたメーカーというイメージがあります。
近年では、エンターテイメントなど非製造業での事業のイメージも強いです。
ソニーモビリティが立ち上がり、どういう車を作って、どういうビジネスを繰り広げるのか楽しみですね。
トヨタOTA
新型ノア・ヴォクシーが1月13日に販売開始されています。
今回のノア・ヴォクシーでは、新しい先進安全装備も導入されているようです。
モデルチェンジ前だと、装備面でセレナに一歩空けられている印象を個人的には持っていました。
今回のモデルチェンジを契機にステップワゴン・セレナもモデルチェンジが2022年にあるのではないかと言われています。
どこがファミリー層の心をつかむんでしょうか。
自動車ソフトエンジニアとしては、OTAが気になりますね。
どのタイミングでどうやって書き換えるのか、どの部分が書き換えられるようになっているのかなどなど技術的な面も気になります。現時点だと限定的なのでしょうけど……
それでもOTAが本格的に普及してくると、ソフト開発業務にも大きく影響が出るので注目です。
最後に
自宅で利用していたメインモニタが今朝起きたら電源が入らなくなっていました……
LGのモニタ使っていたんですが、保証期間3年あるんですね。
1年経ってる……と鬱っていましたが、保証範囲内で対応してもらえそうです。
ただ、送付してから少なくなくとも1週間はかかるそうです……
作業環境が悪化しても前向きに頑張ります。