自動車エンジニアのアップデート

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自動車部品業界 ~大手企業の年金制度~

課長になったら、退職金や年金積立金が結構あがりました。

こういった制度は入社するまでわかりませんし、新卒で就職活動する際には、気にも留めていませんでした。

自分の勉強と、就活・転職をお考えの方の参考になればと思い整理してみます。

素人が自分のためにまとめたものなので、不備等あるかと思いますがご了承ください。
気になる人は自分の所属している、もしくは、入社希望の年金制度を調べてみましょう。

年金制度の仕組み

大手企業の場合、このようになっていることが多いようです。

階層に見立てて何階建の年金と表現されます。

 

まずは1階部分に国民年金。これは誰もが加入するものですね。

続いて、2階部分には、民間企業に勤める従業員などが加入する厚生年金。

ここまでは、一般的に企業にお勤めの場合であれば加入していることが多いでしょう。

 

続いて、企業によって対応が分かれていく3階部分の企業年金です。

これには、「確定給付年金(DB)」と「企業型確定拠出年金」があります。

そもそも制度がなかったり、役職によって毎年の積立額が変わったり、成績によって差をつける企業などもあるようです。

ボーナスや毎年の昇給以外にも、普段の業績が反映される個所があるのは、会社に入ってから知りましたね。

続いて、マッチング拠出と呼ばれる自分で上乗せできる制度があります。

確定給付企業年金:DB

給付の内容をあらかじめ約束しておき、従業員がその内容に基づいた給付を受けることができる企業年金制度のことを言います。DB(Defined Benefit Plan)

年金資産は一括して運用され、運用のリスクは企業が負うことになります。

企業側が運営リスクを負うことから、廃止する企業が増えているという話も・・・。

企業型確定拠出年金:DC

拠出された掛金を個人ごとに管理し、積立期間中の運用比率などを自分で決める年金制度。 DC(Defined Contribution Plan)

積立期間中の運用の結果により、将来の給付額が変動する仕組みとなっており、運用のリスクは加入者個人が負うことになります。

マッチング拠出

確定拠出年金に対して、掛け金を上乗せする制度です。

上乗せできる金額には上限があります。先ほどのDB制度があるかないかなどによって変わるようで、自分の場合は、毎月13750円?

上乗せした金額分を所得から控除することができるため、毎年所得税と住民税の節税ができます。

また、運用益に対しても非課税になるのでお得になるようです。

可能な限り上限額突っ込んでおけばお得ってことで理解しています。

 

最後に

これら制度へ突っ込まれる積立額自体がいくらなのか、役職などに応じてどう変わっていくのかも企業選択の際には見ておくべきだなと感じました。

自分が会社選ぶときには全く知りませんでしたが(汗)