課長になった自動車ソフトウェアエンジニアの話
課長になったお話
入社してから10数年が過ぎた2023年1月。
世間でいうところの課長"格"になりました。
"格"とつけたのは、実際に課に相当する組織を束ねるポジションに付いたわけではないからです。
安定志向の自分は転職などしたこともなく、他自社の事情、せいぜいグループ会社の事情くらいしか分かりませんが、階級や等級と実際の職位(ポジション)が一致しないことはうちの会社では当たり前です。
職位的には、10名以下のメンバーを率いる係長的なポジションです。
給料は、しっかり上がったようなので問題ありません(笑)
昨年9月頃から社内試験=部長格3名への自己アピール&面接を受け、晴れて合格した結果です。
まだ30代なので、比較的早いほうでしょうか?
課長になって変わったこと
残業時間に縛られず働ける
課長になったので、残業というものがなくなりました。何なら打刻することもなくなりました。
今までもフレックス勤務だったので、出勤・退勤時間は自由だったんですが、打刻忘れで、時刻訂正や反省文的なものを出す必要がなくなりました!!
「そこかよ!!」という突っ込みがきそうですが、開放感があります(笑)
給料があがった
ありがたいことにうちの会社では、毎年定期昇給があります。
古い企業にありがちな年功序列で上がっていく給与体系です。
正直仕事が出来なくても給料は上がっていきます。
普段の査定や定期昇給幅が変わることはないんですが、できる人は出世が速いというところで成果主義的な面もあるのかなと感じています。
世間的に課長になるとどれくらい給料上がるのか気になって調べてみました。(ゲスい)
厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査」によると、部長級が57万7,900円、課長級が47万6,300円、係長級が36万7,800円だそう。
約10万円アップといったところでしょうか。
自動車部品メーカーでエンジニア職やってる自分の場合は・・・
これよりは昇給幅は大きかった。
恵まれてる環境に感謝。副業するより、本業で昇格したほうが大きかった。
視点が上がった(気がする)
気持ちの問題かもしれませんが、以前より上位目線を持つようになった気がします。
昇格試験の中でしっかり刷り込まれたというのもあるかもしれません。
自分の技術や知識の向上だけでなく、何が社会的に提供できるのか、会社にどう貢献できるのか考えるようになりました。
今後も・・・
課長になってもこれまで通り研鑽を積みたいと思います。
プログラマー35歳定年説に当てはまらないよう、新しい技術をしっかり勉強していきたいですね。
あとやっぱり言語化する練習は必要ですね。