自動車ソフトエンジニアの今週の気になるニュース【2022/1/16-22】
自動車部品メーカーでソフトウェアエンジニアになって、もうすぐ15年になります。
少しは業界のことが分かってきたと思います。
そんな自分が気になったニュースについて、考察していきます。
こんなこと考えている奴もいるんだなと、何かのきっかけや、自動車業界を目指す就活中の方、転職活動中の方の参考になれば幸いです。
そもそも世の中の動向をチェックするのは自分の為になりますしね。
自動車工場 再び操業停止 コロナ感染・半導体不足
オミクロン株の猛威が自動車業界にも再び襲い掛かっていますね。
トヨタ自動車では、21,22,24日と3日間にわたってコロナ感染が確認された工場でラインを一時停止することを決めたようです。
もともと半導体の供給不足により、2月の世界生産が従来計画を下回ってる見込みだったところに、更にコロナが重なってきています。他社でも同様の理由で減算、操業停止が発生しているようです。
部品メーカーの設計部署に勤める自分の周りにも、少しずつ影響が出ています。
既存の部品が供給不足に陥れば、代替え品に切り替えるための設計変更が出ることも考えられます。こうなると、計画外の仕事が発生することになり、現場は右往左往することになるでしょう。
また、コロナ対策では、県外の出張が制限されたり、出社率に制限がかかりテレワークが再び増えたり、出社時にも、濃厚接触者にならないよう距離をとって仕事をするなどなど……
どちらも早く収束してほしいモノですが、いつ頃解消していくのでしょうか。
ジェイテクト、ブランド統一
愛知県刈谷市に本社を昨年移したトヨタグループの大手部品メーカー「ジェイテクト」は、軸受け事業「Koyo」、工作機械事業「TOYODA」を自動車部品事業ブランドで利用していた「JTEKT」に4月から統一すると発表しました。
車の電動化が進んでいくなか、ジェイテクトも軸受け部品点数の減少など影響があるんでしょうね。自動車部品メーカーの再編の動きの一つだなと感じています。
これからも1企業内での事業再編や、会社同士の統廃合などによる相乗効果を狙った再編は続きそうです。
トンガ沖噴火
深夜の緊急警報でびっくりしたことを自分も覚えています。誤報かと思って、そのまま寝てしまいましたが…(笑)
朝起きてニュースを見て再びびっくりしましたね。すごい噴火の衛星画像を見て、なんかのフェイク映像かと思いました。そして、とりあえず津波警報の仕組みを使って伝えたが、地震とは違うメカニズムでこれまで経験したことない潮位変化という説明。不謹慎ですが、理系人間としては、こういう未知の現象に対して好奇心が沸いてしまいます。
今後、専門家がメカニズムを解明し、今後同様の災害が起きた場合への対処が進むでしょう。人類としての進化の一歩に今回の件もつながると信じます。
最後に
今後は、週末に時間が取れそうな感じです。
自分自身のアップデートの為にも、ブログ更新を再開させようと思います。