自動車エンジニアのアップデート

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ラズパイ!< Raspberry Pi 4 ModelB/4GB > 初めてのLチカでPython入門 ~ハード(電子工作キット)準備編~

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こんにちは、車載ソフト屋さんのレオハルです。

今回は、自分の多様性を広げるため別分野に足を踏み入れていきます。

先日購入したラズパイ(RaspberryPi4 ModelB/4GB)を使って、電子工作・組込みソフトのハローワールド的な「Lチカ」をやっていきます。
しかも、プログラミング言語としては、ほぼ利用経験のないPythonを使ってみます。

 

今回の作戦

「ブレッドボードを利用して、LEDをGPIOからの出力により点滅させる」です。

手順

 ①電子工作キットより必要品を取り出す。

 ②本体とブレッドボード接続する。

 ③LED、抵抗、ジャンパー線をブレッドボードに差し込む。

 ④Pythonで点滅プログラムを作成する。

 ⑤実際に点滅させてみる。

本記事では、①~③までを行います。

 

電子工作キット

Amazonでこちらの電子工作キットを購入しました。

全部使おうと思うと結構長い時間遊べそうなほど、たくさんの部品が入っていました。
これだけ入って3000円なら、十分満足いく玩具になりそうです。

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この中から以下のものを取り出しました。

  • ブレッドボード
  • 40ピンT型GPIO拡張ボード
  • 40ピンリボンケーブル
  • LED1個
  • 200Ω抵抗1個
  • ジャンパー線2本

本体~リボンケーブル~GPIO拡張ボード~ブレッドボード

 ケースに入れてしまった本体から直接ジャンパー線を引っ張りだすのは面倒です。
いつでも簡単にGPIOにアクセスできるように本体をブレッドボードに接続します。
接続には、本体にリボンケーブルの片側を取り付け、逆サイドにGPIO拡張ボードを取り付けます。最後に拡張ボードをブレッドボードに差し込めば完了です

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あと今回購入したケースでは、この状態だと蓋が閉じることができませんでした(汗)
色々なケースが販売されているようなので、用途に合わせてあったものを購入するほうが良さそうです。

私の場合は、新しく買うのももったいないので、電子工作にとどまらず、普通の工作をして、蓋を削り常時リボンケーブル出せるようにしました。
これで、いつでもブレッドボードにアクセルできるし、ケースに付いたファンで冷却も可能になりました。
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断面ガタガタ(笑)断線・ショートには気を付けましょう。

 

ブレッドボードに部品を配置する

さて、次は今回の作戦の本丸であるLEDの接続です。

実は、私ブレッドボードも使うの初めてです。
組込みソフトを生業としていますが、結構ソフトよりに傾いている人なので、ハードウェアはあまり扱ったことありません。まぁ、色々な人がいますね。

ブレッドボードとは、穴に部品を差し込むだけで、電子回路が組める便利な板です。穴がたくさんあります。両サイドの「+」「-」は縦一列に導通していおり、真ん中の「a」~「e」と「f」~「j」でそれぞれ導通しています。

ブレッドボードに、LED・ジャンパー線・抵抗を差し込んでいきます。

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<注意事項>

LED
 足が長いほうがプラスです。

ジャンパー線
 色違うもの2本がイイでしょう。1本グランドにつなぐものは黒。赤=電源ライン、黒=グランドのイメージは私だけではないはず。

抵抗
 200Ωを選択。200/1K/10K/10MΩの抵抗が入っていました。抵抗は色で見分けられるらしいと聞いたことがありましたが、「分かるわけねぇ」とビビっていましたが、テープ部分に手書きで書いてくれていました。ありがとうございます。

 

今回は、「GPIO17」をコントロールし、LEDを点滅させます。
以下のように接続しました。
①GPIO17の接続されたグループにジャンパー線を差し込み、空いている適当な所に差し込みます。
②ジャンパー線の接続されたグループの別の穴にLEDのプラス側を差し込み、マイナス側を隣のグループに差し込みます。
③LEDマイナス端子の接続されたグループに抵抗の片側端子を差し込み、反対側の端子を別のグループに差し込みます。
④抵抗を差し込んだグループとグランドをジャンパー線で接続し、完了です。

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以上、Lチカのためのハード準備編でした。

 

 

次の記事では、PythonでのLチカプログラムを行います。

 

 

【今回使った電子工作キット】

【RaspberryPi4スターターキット】

 

 

【RaspberryPi4の開封記事はこちら】

vefortec.hatenablog.com

vefortec.hatenablog.com