自動車エンジニアのアップデート

自動車エンジニアのアップデート

自動車部品メーカー勤務ソフトエンジニアの情報発信ブログ

~ 車載 ソフト エンジニア の 情報発信 ブログ ~

【4K 42.5インチ】テレワーク突入後2か月目の作業環境改善【43UN700-B レビュー】

f:id:Vefortec:20200516141435p:plain

こんにちは、コロナによる学校休業と共にテレワークを始めたレオハルです。

車載ソフト開発に従事するレオハルですが、早いもので既に2か月テレワークを継続中です。すべての業務を自宅ではさすがに出来ませんが7割程度は自宅でも可能です。

そんな中、2か月目にして、約10年使った23インチフルHDモニタから、43インチ4Kモニタへレベルアップしました。快適になった環境を購入したモニタの使用感を中心にお伝えしていきます。

4K42.5インチモニタ 『43UN700-B』レビューチェック
感想:めっちゃ快適

設置後の様子がこちらです。

f:id:Vefortec:20200516091305j:plain

正面に設定しているモニタが新しく導入したLGの『43UN700-B』です。
 【Amazon.co.jp】LG モニター ディスプレイ 43UN700-B 42.5インチ/4K/HDR対応/IPS非光沢/HDMI×4,DP,USB Type-C/スピーカー/ブルーライト低減、フリッカーセーフ/リモコン付属

購入検討時は、40インチ以上は大きすぎると思い32インチを考えていました。
32インチ検討中の考えは、過去の記事を参照ください。こちら

4K(3840×2160) 42.5インチのサイズ感

フルHD4枚分の解像度は、やっぱり広いです。A4サイズの資料を等倍で3ページ文表示できます。モニタサイズが小さいと、文字が小さくなって読めないといったことが起きるようですが、42.5インチあれば、問題ありません。表示スケールを100%の状態でも、しっかり読み取れ、解像度の大きさを最大限発揮することができるサイズです。21インチのフルHDモニタが4枚並んでいる状態と同等なので、リッチな環境です。
資料を1ページ表示で上下切れることなく、文字もしっかり視認できるため作業が捗ります。
やっぱり「デカいは正義」です。

6つの入力端子とスイッチ

HDMI×4 ( 4K60p×2, 4K30p×2)、DisplayPort, USB Type-Cの6つの入力端子が用意されています。

f:id:Vefortec:20200516101802j:plain

私の環境では、こんな感じでつないでいます。
 HDMI1:会社ノートPC
 HDMI2:RaspberryPi4
 HDMI3:PS4
 HDMI4:Switch
 DisplayPort:デスクトップPC
 USB Type-C:Surface Pro7
これだけつないでると切り替えが大変だったりしますが、リモコンがあるので、切り替えもしやすいです。この辺りはユーザの利便性を考えてくれていると思います。

f:id:Vefortec:20200516102643j:plain  f:id:Vefortec:20200516102728j:plain

PIP・PBPで画面フル活用

子画面を表示するPIPや、画面分割して表示するPBPも利用できます。
4分割しても21インチ相当ですから、十分使えそうです。

f:id:Vefortec:20200516111602j:plain f:id:Vefortec:20200516111643j:plain

USB TypeCがやっぱり便利

自分が欲しかった機能の1つがUSB TypeCによる接続です。
このモニタでは、USB1本接続するだけで、音声・映像、USBハブ機能、さらにはモニタからPCへの給電まで行ってくれます。昔のPCだと、3本必要だったケーブルが1本で済みます。
USB 3.0 TypeAの端子が2つ用意されているので、USB-Cのドッキングステーション代わりにモニタが使えてしまいます。私は、モニタに「USBハブ付きの優先LANアダプタ」を付けて、さらにUSB拡張+有線LAN接続を可能にしています。外付けHDDや、BD/DVDドライブを接続すれば、デスクトップPC化が簡単にできます。

f:id:Vefortec:20200516113128j:plain
「43UN700-B」LGエレクトロニクス・ジャパン 公式HPより引用

 

価格

4Kモニタ 42.5インチで、これだけの機能を持っていますが、価格は6万円台で購入できます。同程度のスペックのモニタの中ではかなり良心的な価格ではないでしょうか。
また、マルチディスプレイで、21インチ4枚買うよりは低コストかもしれません。

 

 

 

 4K43インチモニタを使ってみた感想

ソフト開発業務

テレワークで3日間このモニタでソフト開発業務を行っていました。
複数ファイルを同時に開く人間には、とても快適だと思います。
車載ソフト開発の場合、そもそも開くファイルが多いと思っています。
要求仕様書を設計書複数を開き、ソースコード・評価結果を確認しながら、報告書を作成する、なんてことはざらにあります。ウィンドウが5つくらい開かれている状態がデフォルトです。
さらに、私の場合、複数プロジェクトを見ているということもあり、さらに増えることもあります。
テレワークだと、Skypeなどのチャットツールを使うため、これも結構開いたままにしてますし、一日のスケジュール・ToDoを確認しながら作業するために、Outlookなんかも出しておきたかったりします。

プライベート

今回の『43UN700-B』は、4K 60Hzに加え、HDR10にも対応しています。
Netflixで4K HDRの動画をみたり、PS4Proでのゲームで利用するのにもいいモニタです。精細さというよりは、全面に迫るような映像没入感が感じられるタイプでした。

一方で、ガチでFPSやったり、プロゲーマのような環境が必要な方は、60Hzのこのモニタより、144Hz、240Hzのゲーミングモニタを購入したほうが幸せになれるかもしれません。

 

いまいちポイント

  • 設置スペースの確保が難しい。重量も重い。

    f:id:Vefortec:20200516120617p:plain

    幅×高さが、967×648mmあります。横幅約1メールあります。机のサイズ・設置場所は一度確認してから検討したほうがいいでしょう。私の場合、幸い自室があるおかげで問題ありませんでした。
    重量もスタンドなしで13.8Kg、スタンド込みだと17.5Kgあります。腰に気を付けて運びましょう。
  • 画面上側を見上げる形になり、首がつかれる。

    f:id:Vefortec:20200516120714p:plain

    高さが65センチあります。普通に座って作業すれば、上のほうが見上げる形になるかと思います。首や肩に疲れがたまる気がします。定期的にストレッチしましょう。
  • 暑い。

    f:id:Vefortec:20200516120741p:plain

    自分の部屋のスペースが狭い(4m×2m)というのもありますが、デカい分発熱量が増え、部屋の温度が上昇した気がします。どんなモニタでも発熱はすると思ういますが、LGの32インチの4Kモニタより、消費電力的には、20~25W大きいようです。

 

モニタを4K42.5インチにしたことで、作業環境はすごくよくなったと感じています。
トータル的には、大満足です。今後も活用していきたいと思います。
デカくて解像度高いモニタは、複数資料広げて仕事を進める私のような車載ソフト屋さん、組込みソフト屋さんにもおススメできるでしょう。