自動車エンジニアのアップデート

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ディスプレイが品薄か!?テレワークにおける外部ディスプレイの重要性とメリット

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自分の会社もテレワークの環境準備が整い、推奨されるようになりました。
新しいモノ好きの私としても、早速導入しています。
そんなこともあり、自宅での仕事環境を改善したい、まずはディスプレイを新しくしたいと思い立ち、最近のディスプレイ事情を調べていました。
価格.comや通販サイトなんかを見て回ってるとおかしなことに気づきました。

……あれ?これいいなと思ったディスプレイが軒並み在庫がない!?

まぁ、すぐに買うとは決めてないし、とりあえず実物を見に行ってみようと、外出自粛の中ではありますが、マスクをしっかり装着して、短時間で一人見に行ってみました。
2店舗だけですが、近隣のPCショップを見に行くと、これまたお目当てのディスプレイは品切れ。とりあえず、サイズ感と4Kの精細さを見て帰ることになりました。
テレワーク需要で外部ディスプレイの品薄状態を実感するエピソードでした。

さて、車載ソフトエンジニアとして働く私も、外部ディスプレイをノートPCに接続し、テレワークに勤しんでもう1か月強になります。せっかくですので、私が思う外部ディスプレイの重要性と最新のディスプレイ事情を整理してみました。
テレワークを今後考えていらっしゃる方の参考になれば幸いです。

 

自宅テレワークでの外部ディスプレイの重要性・メリット

以前から自宅には、マルチモニタ環境を用意していました。
ちなみに、会社での作業もマルチモニタ環境がしっかりあります。

プログラマー的な私から見た外部ディスプレイの重要性・メリットがこちらです。

  1. 作業領域の拡大による生産性向上
    複数ウィンドウを開けるため、資料確認しながらの作業が可能になります。
    仕様書・設計書を確認しながら、ソースコードを記述する。
    ソースコード確認しながら、評価を実施する。
    机は広いほうが作業がはかどるような感覚です。
  2. 無理のない姿勢での作業
    会社から支給されたノートPCのみで作業する場合、どうしても目線が下向きになり、猫背姿勢になりがちです。ディスプレイを利用すれば、目線と同じ高さに画面を持ってくることができるため、姿勢が楽になります。

  3. 精神的ゆとり
    画面が小さいとイライラしませんか?(笑)
    文字が小さい!ウィンドウ切り替えメンドクサイ!
    ウィンドウサイズを変えても同時に見えない!
  4. Web会議での活躍
    テレワークをやるようになって感じるのかコレです。
    SkypeやTeamsなど使ってWeb会議を行っています。
    Web会議で確認したい画面は、私的には3つあります。
    ・相手方のカメラ映像
    ・共有中の資料
    ・手元のバック資料
    これらをノートPCの画面だけでやりくりするのは、もう不可能と言っていいのではないでしょうか。1枚でも外部ディスプレイがあればWeb会議での効率は間違いなく上がるでしょう。

緊急事態宣言中のディスプレイ市場事情

 Gfk Japanの調査結果によると、3月のディスプレイ販売台数は、全国で32%増だそうです。(プレスリリース)

実際に私も体験していますが、現在ディスプレイは品薄状態になっているようです。
amazon で見た場合にも、4Kディスプレイ等売れ筋の高機能商品は軒並み品切れ状態でした。(2020年5月3日現在)

また、PCショップを覗いてみても、4Kディスプレイの在庫は少なく、一部商品しか残っていませんでした。ショップ定員の方のお話を伺っても、在庫がなくなっていく一方で、入荷がない状況が続いているそうでした。 

今どきの最新ディスプレイ事情

最後に、久しぶりにディスプレイ購入を検討中の私が注目した最新トレンドについてお伝えします。

  1. 解像度
    いままで利用しているディスプレイの解像度はフルHD(1920×1080)でした。
    当時はフルHDでも、きれい!広い!と喜んでいましたが、慣れとは恐ろしいもので既に物足りなさを感じています。
    未だと4K(3840×2160)の解像度でも、安いモノだと3万円台で十分手に入ります。
    画面サイズの小さいモノだと、文字が小さくなりすぎて見づらい等、オフィス作業・開発作業では、使いづらくなることもあるようです。
    とはいえ、筆者的には、4Kディスプレイを狙っていきたいです。
  2. サイズ
    4Kディスプレイを狙っている筆者としては、文字サイズ等も考慮して、27インチ・32インチを検討中です。
    現在買い替えを検討中のモニタサイズが24インチです。大体ディスプレイまでの距離が60~70cmになります。
    机の奥にもう少しゆとりがあるので、少し距離を離して32インチにしたいと考えています。27インチだと、文字小さすぎて拡大してしまう、32インチだとギリ100%のままでも使えるという話を聞いて決めました。
    まぁ、スケーリング問題は、実際に使ってみて調整ですかねぇという感触です。
  3. HDR
    HDR=High Dynamic Range(ハイダイナミックレンジ)
    明るさの幅を表現できる技術で、簡単に言えば、明るい所・暗い所がよりきれいに表現できるようになる、と理解しています。
    テレワークするうえで必要か?と言われれば、おそらく必要ないと思います(汗)
    自宅で使うディスプレイですから、なんだかんだ仕事以外にも使います。
    動画視聴したり、ゲームしたり。そんなときには、映像の美しさにもこだわりたいですよね。ということで、HDRも欲しい機能の一つになりました。
  4. USB Type-C & USB PD
    これが一番欲しい機能です。
    従来のディスプレイだと、D-Sub,DCI,HDMI,DisplayPortといった端子で映像(音声)だけの接続でした。
    しかし、最近では、USB Type-Cの普及が進んできており、ディスプレイともUSB Type-Cを使って映像・音声を伝送することが可能となっています。
    さらに、今では、「USB PD」という規格により、ディスプレイ側からUSB Type-Cを通じて、電源共有が可能なものが登場しています。
    これは、いいですよね。ぜひ欲しいです。
    ディスプレイとケーブル一本繋げばOKなんです。
    ノートPCにACアダプタを接続しなくてもいい。自宅まで持ち帰らなくてもいい。
    配線すっきり、持ち物も減るし、使わない手はないですね。

以上、テレワークに乗じてディスプレイ買い替え検討中のまとめでした。
現在の購入候補を挙げて、終了します。