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”ワクワクする仕事”について考えてみる

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ワクワクする仕事

会社で仕事をしていると、まわりからこんな声を聞くことがあります。
「仕事がつまらない」「モチベーションが上がらない」
嫌々仕事をしても生産性は上がらないし、いい仕事ができるはずがありません。
企業にとっても、本人にとってもマイナスでしかありません。
働き方改革の一環で「ワクワクする仕事」を考える機会がありました。
今、あなたも仕事に対してワクワク感がないと感じているのであれば、参考にしてください。

ワクワクする仕事の作り方

まず、私が考えるワクワクする仕事の作り方として、3つのポイントをお伝えします。

①自分の価値観を認識しよう!
②新しい刺激を探そう!
③時には無駄な時間を過ごそう!

そもそもワクワクとは?

わくわく

期待や喜びなどで、心が落ち着かず胸が騒ぐさま。どきどき。
(デジタル大辞泉)
期待や喜びで心が弾んで落ち着かないさま。
(大辞林)

 仕事がつまらない、モチベーションが上がらないといった状態は、自分が取り組んでいる仕事に対して、”期待や喜びが持てない状態”と言えそうです。

仕事でワクワクを感じない理由

次のようなシチュエーションでは、ワクワクは感じられないでしょう。
「同じ仕事を淡々とこなすだけの日々」
「努力しても、成果が出せない時」
「上司や得意先に否定、批判された時」
「仕事内容に対して、報酬が低すぎる」
「仕事の意義が見いだせない時」
企業に所属している場合、なかなか好き勝手に仕事を選べるわけではありませんし、
上記シーンを避け続けることも難しいでしょう。

それでも前向きにワクワクするためには

仕事に対する価値観は人それぞれですので、「そこそこ満足できてればOK」、「生きるためにお金を得る手段と割り切る」という方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、定年までざっくり40年もの期間、働かなければなりません。時間で考えても人生の3割を仕事の時間に費やしているそうです。
せっかく働くなら、少しでもワクワクする仕事を増やしていきましょう。

自分の価値観を認識しよう!

「ワクワク」=「期待や喜び」と辞書に定義されていました。
期待することや喜びを感じることは、人それぞれ違います。まずは、自分が何を期待しているのか、何に喜びを感じるのか理解するところから始めましょう。私の場合は、
「プログラミングしている時間」
「新しい機能の設計をしている時間」 などは、思い通りになった時の喜びにワクワクします。
一方で、
「新しい人と一緒に仕事をする」
「車両を使って評価する」 などにワクワクは感じません。これは、おそらく他の人から見ると、逆になるような場合もあると思います。
人それぞれ「ワクワク」を何に感じるのかは違うのです。「報酬の高い仕事にワクワクする人」
「普段やらない仕事を請け負ったときにワクワクする人」
「自分の没頭できる作業に集中できるときにワクワクする人」
「新しい人と一緒にやれるとワクワクする人」
「上司やお客様に認められる仕事にワクワクする人」
「自分の成長にワクワクする人」まずは、自分が何にワクワクするのか一度振り返ってみるとよいでしょう。
自分のワクワクが分かれば、どんな仕事を引き寄せればいいかわかります。

新しい刺激を探そう!

自分も新入社員の頃、車両評価だと聞くとワクワクしていました。
しかし、入社して10年も経つと、車両評価だと聞いても、ワクワクしません。淡々と作業をこなすように評価を進めていきます。

同じ仕事を同じように続けているだけでは、ワクワクは減っていってしまうのです。
また、ひとつの企業や業界で長く仕事を続けていると、考え方や偏ってしまいます。

そこで、ワクワクする=未知との遭遇を求めてみましょう。
・世の中の新しい技術を調べる。
・読書する。
・他の分野の人と交流する。
・普段と違うやり方を取り入れてみる。

外の世界に目を向け、新しいものを取り込むことで、刺激が生まれます。
刺激を入れることで、業務が活性化し、ワクワクにつながりやすくなるでしょう。

時には無駄な時間を過ごそう!

どんなに魅力的で、新しい仕事でも、時間に余裕がない状態では、ワクワクは生まれないでしょう。
また、目先の成果を求め、成功・失敗に一喜一憂する状態では、ギスギスした仕事になってしまうのではないでしょうか。

新しいツールの導入を検討したり、新しい技術を勉強したり、今までの業務を振り返ってみたり、一見すぐに効果の上がる業務でない無駄に見える作業にこそ、ワクワクはあるのではないでしょうか。

さらに、そういった中から、イノベーションが生まれ、新しいワクワクする仕事を結果生み出せる可能性が高まるでしょう。

まとめ

会社や上司の決めたやり方に沿って進めているだけでは、ワクワクしないのは当然だと思います。
極端なことを言ってしまえば、自分のやり方を通してワクワクしたいなら、企業を考えてもいいかもしれません。

しかし、企業人間としては、そこまでの度胸はありません。
その中でもワクワクを求めるためには、自分からワクワクする工夫をすることが大事でしょう。
ここで上げた3つのポイントを参考に、ワクワクを自ら引き寄せられえるよう取り組みましょう。